近年話題の「切らないワキガ・脇汗治療 ミラドライ」。
一体、「3年後」の効果はどのくらいあるのでしょうか。
一回の施術でしっかりと効果を感じたいといった方に、今回はミラドライの仕組みを元に「3年後」の効果について詳しく解説します。
「ミラドライ」はマイクロ波の熱を利用して、汗やにおいの元となるエクリン腺とアポクリン腺を焼灼・凝固させる治療法です。焼灼によって汗腺の発汗作用を抑制し、これにより汗が原因となる強い臭いも発生しなくなります。
さらに、マイクロ波を照射する際には、汗腺の存在する範囲一帯を広く加熱することができるため、ピンポイントで照射を行う他の機器よりも多くの汗腺に熱を反応させることが可能です。
ミラドライによって焼灼・凝固された汗腺は再生しないため、治療後は通常、半永久的な改善が期待されます。この特徴は、ミラドライが持続的で効果的な治療法であるとされる理由の一つです。再発が少なく、患者が長期的な効果を感じることができるとされています。
ミラドライは基本的に半永久的な治療効果が期待されます。
そのため、ミラドライ治療を受けてから3年が経過しても、依然として効果が持続しやすいです。
ミラドライは全体の7〜8割の汗腺を効果的に破壊します。
一度破壊された汗腺は再生しないため、一度の施術でわきが臭やわき汗の量が大幅に減少することが実感できます。
治療後数ヶ月が経つと、「以前より汗は減ったが、少し出るようになった」、「ワキの臭いを少し感じるようになった」という感覚があるかもしれません。この状態は再発ではなく、未破壊の汗腺が回復して徐々に活動を再開している結果です。
ただし、価格が安すぎるクリニックや治療に詳しくない施設では、施術範囲が狭かったり、照射レベルが低かったりすることがあります。これにより、十分な治療効果が得られず、施術後に効果を感じないといった状態が生じる可能性があります。ミラドライ治療の効果を最大限に引き出すためには、経験豊富なクリニックで適切な治療を受けることが重要です。
ミラドライは、最新の治療法で、わきがや多汗症に対するマイクロ波(マイクロウェーブ)技術が利用されています。この治療では、マイクロ波が特に水分に吸収され、これによって汗腺が温められて処理されます。
治療中の一般的な懸念事項として、「ミラドライの治療中に強い痛みがあるのではないか?」や「他の組織に損傷を与えるのではないか?」といった不安がありますが、ミラドライの治療は汗腺の水分に焦点を当て、皮膚表面は冷却システムで確実に保護されています。治療中には麻酔が行われ、通常は激しい痛みを感じることはありませんので、安心して治療を受けることができます。
なお、このマイクロ波を用いた治療法は、わきがや多汗症治療だけでなく、他の医療分野でも幅広く安全に活用されています。
ミラドライのハンドピースは、脇の皮膚を吸引し、その後マイクロ波の照射が始まります。わきがや多汗症の原因となる汗腺は、皮膚の下2~3mmの層に集中しています。この特定の層に向けてマイクロ波を照射することで、効果的な治療が行われます。
照射されたマイクロ波は、表皮から真皮を通り抜けます。そして、水分を含む汗腺に吸収されて熱を発生させ、汗腺を破壊します。治療対象のエリアの下には皮下脂肪の層がありますが、マイクロウェーブはこの皮下脂肪からの抵抗を考慮した設計になっています。そのため、エネルギーが主に汗腺エリアに集中し、他の組織への影響は最小限に抑えられます。
ミラドライのマイクロ波照射中は、「ハイドロセラミック・クーリング」と呼ばれる冷却システムが作動しています。このシステムは、表皮から真皮にかけての浅い層を冷却し、熱から保護する働きがあります。そのため、施術中には苦痛を感じることはほとんどありません。同時に、脂肪層よりも深い部位に対しても、著しいダメージは発生しません。
今回はミラドライ治療の3年後の効果について解説してきました。
ミラドライはワキガ・多汗症の原因である2種類の汗腺の全体の7〜8割を破壊する治療法になります。
効果は半永久的であるため、3年後も効果を感じることができるでしょう。
効果をしっかりと感じるためにも、経験豊富なクリニックで適切な治療を受けることをおすすめします。
マリアクリニックは、わきがや多汗症の治療に専門的な経験を持つクリニックです。
カウンセリングは無料で、患者さまのプライバシーへの配慮も徹底しています。
もしご自身がワキガの症状を抱えている可能性を感じる場合、ぜひ当院にご相談にいらっしゃってください。